絞り・絞り染め(しぼり・しぼりぞめ)
絞り・絞り染め(しぼり・しぼりぞめ)とは 絞り(絞り染めと同義)は布の一部を糸などで縛って染める技法。 最も簡単な技法では、糸でくくって染料に浸し、縛った部分は白く上がり、地は染まるというもの。技法は大きく分けると十数種…
絞り・絞り染め(しぼり・しぼりぞめ)とは 絞り(絞り染めと同義)は布の一部を糸などで縛って染める技法。 最も簡単な技法では、糸でくくって染料に浸し、縛った部分は白く上がり、地は染まるというもの。技法は大きく分けると十数種…
江戸更紗(えどさらさ)とは 東京更紗と同義語。江戸末期に、江戸で染められた更紗を指す。初期は描き更紗で、のちに型紙を用いて文様を染める、型染め更紗となる。
更紗(さらさ)とは インドにおいて発明された木綿布。特にインド更紗と呼ばれる木綿布が、江戸時代、南蛮船に船載されて来日、鮮やかな赤、藍、緑の色味が当時の上流階級に人気をはくし、この更紗も着物に取り入れられ、日本の着物、染…
型染め(かたぞめ)とは 型紙を用いて布に文様を染める方法。染色の手法や、使用目的により、型友禅や更紗、小紋、中形などに分けられる。
京友禅(きょうゆうぜん)とは 京都で染められた友禅染のことで、特徴としてはその雅な模様を使った華やかな色使いがあげられる。現代においては、京都で染められた着物を指す。京友禅のほか、加賀友禅や十日町友禅など他の産地名を冠し…
東京友禅(とうきょうゆうぜん)とは 藍、茶、白などの渋くあっさりした色使いが特徴の友禅染のこと。東京で染められているため、東京友禅という名称であり、江戸友禅と同意義。京友禅のように制作過程が分業化されておらず、一人の友禅…
加賀友禅(かがゆうぜん)とは 金沢市を中心とした、加賀地方で染められた友禅染のこと。特に京友禅に対比して呼ばれている。これは加賀友禅において使われる色彩が、黄土、臙脂、藍、紫、墨が主で(これらは加賀五色と呼ばれる)鮮やか…
友禅模様(ゆうぜんもよう)とは 友禅染に見られる模様のこと。花鳥風月などの自然描写、松竹梅、鶴亀などの縁起物、物語や詩歌まど題材に広がりがあるのが特徴。
友禅染め(ゆうぜんぞめ)とは あらゆる文様を自由に染められる技術のこと。考案者は宮崎友禅斎。この友禅染めにより、花鳥、風景などあらゆる形象が描き出され、着物はより華麗、多彩な絵模様が見られるようになった。
友禅(ゆうぜん)とは 友禅染めの略を友禅と呼ぶ。友禅とは、絵を描くように着物を染める技法、またはその技法で染めた着物のことを言う。考案者は宮崎友禅斎。この友禅染めにより、着物の表現と色彩の幅が多きく広がった。