加賀友禅(かがゆうぜん)

加賀友禅(かがゆうぜん)とは

金沢市を中心とした、加賀地方で染められた友禅染のこと。特に京友禅に対比して呼ばれている。これは加賀友禅において使われる色彩が、黄土、臙脂、藍、紫、墨が主で(これらは加賀五色と呼ばれる)鮮やかな京友禅に対し、沈んだ色彩を使うためである。