片ばさみ(かたばさみ)
片ばさみ(かたばさみ)とは 片ばさみとは、結び目が無いのが特徴の結び方。江戸時代の武士に好まれ、刀を帯に挟むことで帯がしっかりと固定することからこの名前がつけられた。
片ばさみ(かたばさみ)とは 片ばさみとは、結び目が無いのが特徴の結び方。江戸時代の武士に好まれ、刀を帯に挟むことで帯がしっかりと固定することからこの名前がつけられた。
一文字結び(いちもんじむずび)とは 一文字は、形がシンプルでほどけにくいのが特徴の結び方。現在では、男性の袴下などによく結ばれている。女性用には浴衣の帯結びとしても人気がある。
貝の口結び(かいのくちむすび)とは 結んだ形が貝の口に見えるような帯の結び方。男結びともいう。男性は帯によって普段着からよそゆきまで、女性は浴衣から小紋などの普段着に結べる。
矢の字結び(やのじむすび)とは 立て矢と同義語。斜めのラインが特徴の帯の結び方。
立て矢結び(たてやむすび)とは 立て矢とは、矢の字結びともいう、斜めのラインが特徴の帯の結び方。江戸時代の大奥で御殿女中が締めていた帯結びのこと。
文庫結び(ぶんこむすび)とは 左右の羽を大きさをそろえて作り、下向きに膨らませた結び方のこと。現在は袋帯を用いて、振袖や訪問着、花嫁衣裳などに利用される。
ふくら雀結び(ふくらすずめむすび)とは ふくら雀とは、正面から見た時に肩から左右の羽がのぞくような帯の結び方。太鼓結びの一種。振袖の帯結びの中では、明治時代から続く歴史のある結び方。
角出し結び(つのだしむすび)とは お太鼓結びの変形で、角出し太鼓ともいう結び方で、帯枕を使わずに結び、お太鼓を低めにして帯山をつけるのが特徴。江戸時には、町人や商人の女性たちに好まれた。
後見結び(こうけんむすび)とは 後見結びとは、斜めに流れる線が特徴の帯の結び方で、お太鼓の膨らみが少ないのが特徴。お太鼓の膨らみが少ないため、茶席や各種お稽古事にも向く。日本舞踊などの跡見役が結んでいることからこう名付け…
太鼓結び(たいこむすび)とは 帯結びのとき、次の動作がしやすいように、仮に留めておくための紐のこと。帯結びが楽になるため、2,3本用意しておくと便利。